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「完 子どもへのまなざし」

子育てをはじめて10年

この本に支えられて

そして娘の幼稚園を通じて

著者である佐々木正美先生のお話を伺う機会にも恵まれて

ほんとに「子どもへのまなざし」というご本に出会えて子育て出来て有り難かったと思います


そしてなにより嬉しかったのは

子どもを通じて出会った大好きな人たちの本棚に
このご本があることが多くて

まさに〝響き合う心〟を持てたような気がして有り難かったのでした


そんな先生が75才に成られて
自分の生涯をまとめ上げる意味で出された1冊

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「完 子どもへのまなざし」です


そのなかで先生の本業である発達障害のことについても多く触れられています


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先生が、いま 強く訴えられていること


本来、子どもというものは、
自分の親を信じることと

親が信頼を寄せている多くの人たちのなかで育てられることを喜びとして

健全な発達や成長をするものです


いま、私たちが取り戻さないといけないのは

子どもを一人でも多くの人の手の中で育てようという心ではないでしょうか


現代の親は自分の生きがいを優先にし

なるべく自分の生活を変えないで育児をしようとしているように思います

ですから、子どもが望んでいるような愛しかたをするのではなく

自分が望んでいるような子どもにしたいという育児になってしまいます



エリクソン
「人間というのは、人間関係のなかでしか成熟していかない」
by merumemo | 2011-09-07 07:19 | 小学校のむすめのこと
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