河瀬直美さんのドキュメンタリー映画
『玄牝(げんぴん)』がようやく神戸で公開されたので
見に行ってきました
初日は監督がご挨拶に来てくださいますとのこと
その時間を狙って
日本での全出産の約2%でしかないという自然分娩を私もさせていただきました
一人目はちょうどプロジェクトXの撮影中だった病院で
二人目の出産を娘に見てもらいたい、と思って
行き着いた先が助産所でした
そして三人目をすぐ授かったのは
おそらく私がその助産所に帰りたい!!と強く願ったからだと思います
そこは吉村医院のようなカリスマが居るところではなく
女性ばかりの助産所
女性が女性のために最高の心づくしをしてくれるところでした
どんな高級旅館よりも気持ちのいいもてなしを受けたように思います
そして何よりも出産は
この映画でも出てきました
「ありがとう」「あったかい」「しあわせ」
出産は痛かったり怖いものではなく
ほんとうはとっても気持ちのいいものなんです
ほんとうは最高の気持ちのいいホルモンが出ているのに
現代は医療技術で気づかなくさせられているんですって
「女性に生まれてよかった」
心からそう思える瞬間を迎えられる場所があります
「女性は膣で大切な人を受け止めて
出産でも子どもとの一体感を得られる」
そんな時間が詰まった映画でした