1月17日午前5時46分
子どもたちを叩き起こして、テレビをつけて黙祷
そうやって始まった我が家の1日は
神戸市内と、その周辺都市の温度差を感じた日になりました
阪神淡路大震災の日に
神戸で育つ子どもたちは必ず歌う
「しあわせはこべるように」を
娘の学校も、息子の学校も、幼稚園も歌わない
1月17日にあの地震を知らない、その後やってきた住民だとしても
あの地震が起きた地で暮らしている
その住民として支える歌として歌ってもいいのではないかと
歌詞の「神戸」を「兵庫」や「このまち」に替えたらいいのに
私たちは神戸を離れたとき、
神戸から来た人間として
1月17日には地震の話をしたいと思いました
そして娘は学校の皆の前でこの歌をうたいました
歌ってなにかの時に口ずさめて、支えになることがあるのに
地震にも負けない 強い心を持って
亡くなった方々の分も 毎日を大切に生きていこう
傷ついた神戸(このまち)を 元の姿に戻そう
支え合う心と明日への 希望を胸に
響きわたれ 僕たちの歌
生まれ変わる神戸の街(このまち)に
届けたい私たちの歌 しあわせ運べるように
地震にも負けない 強い絆をつくり
優しい春の光のような 未来を夢見